全国一の長いも産地維持・拡大のために

写真:全国一の長いも産地維持・拡大のために

JA全農あおもりが主催する「平成 年 度ながいもフォーラム」が1月17日、JA十和田おいらせ本店(十和田市)で開催され、JA関係者や生産者など、約180人が参加した。

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同フォーラムでは、栽培技術の向上と県産長いもの高品質多収生産の推進を目的として「ながいも共進会」を毎年開催しており、今年は県内4JAから30点が出品された。

各JAから出品された良品質な長いもがひしめく中、当JAからは4Lの部で向井博徳さん(東北町)と古林睦弘さん(野辺地町)、2Lの部で石橋政純さん(七戸町)が優良賞を受賞した。

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4Lの部優良賞を獲得した古林さん(野辺地町)

実績検討では、県農林水産政策課の木村主幹から「年産は8月の低温や長期の降雨から品質が心配されたが、9月の天候回復により肥大は平年並みで推移しており、A・B品率の割合が高い」と報告があった。

また、長いも栽培の担い手育成・確保を図るため、地域農業者のリーダーとして生産振興を実践する農業者を「ながいもの達人」として認定。当JAからは向井博徳さんが認定を受けた。

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「ながいもの達人」向井さん(右)が栽培のコツを伝授

フォーラムの最後には、ながいもの達人が各々の経験をもとに良品質多収生産のコツを伝授。参加した生産者は「達人たちの栽培法をそのまま真似ても意味はないが、少しでも自分のほ場に生かして来年につなげたい」と真剣に耳を傾けていた。

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