満喫! 夏の風物詩 〜東北ホタル愛好会〜
東北町萠出地区で7月16日夜、ホタルの鑑賞会が開かれ、訪れた地域住民らはホタルが放つ幻想的な光の軌跡を鑑賞した。
今回の鑑賞会は同地区でホタルの保護活動に取り組んでいる「東北ホタル愛好会」が企画したもの。代表の萠出定美氏らは数年前からホタルの住める環境づくりを始め、一帯で川魚の養殖も手掛けるなど、豊かな自然を生かした地域興しの活動を展開している。辺りが暗くなってくるとホタルの発光が確認できるようになり、7時半を過ぎた頃から途端に数を増やし、参加者の目を楽しませた。
この日は地元の園児も保護者らと駆け付け、ホタルの織り成す幻想的な光の世界に見入る子どもたちの姿に萠出代表は「ホタルに限らず、豊かな自然に触れることで思いやりや優しさを育んでくれれば」と期待をにじませた。
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