食育ソムリエのおべだふり 「野菜の冷凍保存の仕方」について
- 2016年08月10日(水) 13時30分36秒
- ピックアップ、食育ソムリエのおべだふり
- 野菜の冷凍保存,トマトの冷や汁,レシピ
旬の時期に購入した野菜や果物を長く保存する為に、冷凍保存はとても有効です。しかし、冷凍保存でも時間が経てば乾燥や酸化で変質します。今回は上手な冷凍保存のポイントをまとめました。
冷凍保存のPoint!
- Point1
新鮮な野菜・果物を使う - Point2
下処理に使う調理器具や容器は清潔なものをを使う - Point3
乾燥やニオイ移りを防ぐため、よく水分をとってからラップで包むか、密閉容器に入れる - Point4
冷凍保存期間は、野菜などの生もので2週間程度、最長でも1ヶ月以内
美味しい食べ方
野菜類は冷凍すると細胞壁が壊れ、シャキシャキした食感はなくなるので生食ではなく調理して食べるのが基本で
す。冷蔵庫でゆっくり解凍してから調理するのが美味しさを損なわないコツです。炒め物に使う場合は水気をよく切ってから調理しましょう。味噌汁の具やスープなど「煮る」調理には凍ったまま使うこともできます。
また、葉物野菜などは解凍後しんなりするのを利用して、和え物などにすると味がよく馴染みます。凍ったまま漬物にすると、溶けるころによく味がしみて美味しく食べられます。
冷凍した方が栄養UPする野菜・果物
にんじん
<冷凍保存の仕方>
薄いいちょう切りや千切りなど小さめに切り、お湯またはレンジでさっと茹で(お湯で茹でる場合は20秒程度)、冷まして水気をきりジップロックなどに入れて冷凍。
冷凍することで、βカロテンが2倍、ビタミンCとポリフェノールも生のにんじんよりもUP!
きのこ類
<冷凍保存の仕方>
生のまま冷凍できる。きのこの食感や香りを残したい場合は軽く炒めてから冷凍。使うときは解凍せず、炒め物や汁物などに使用。
冷凍することで、旨味成分であるグルタミン酸や疲労回復効果のあるアスパラギン酸がUP!
ブルーベリー
<冷凍保存の仕方>
洗って水気をきりジップロックなどに入れて冷凍保存。夏はアイス感覚でそのままつまむ。ヨーグルトやお菓子のトッピ
ングにもピッタリ。
冷凍することで、美肌に効果的なアントシアニンやビタミンC、ポリフェノールがUP!
冷凍で使いやすい&美味しさUP!
冷凍トマトの冷や汁
★材料(2人分)
温かいご飯
ベース
- 鯖水煮缶(ツナ缶) 1缶
- みそ(お好みももの) 30g
- 砂糖 少々
- 昆布茶 少々
- すりごま(ピーナッツ) 少々
- 水 2カップ
- きゅうり 1/2
- 木綿豆腐 半丁くらい
- 冷凍トマト 1/2
- カイワレ 適量
- 大葉 適量
- 万能ねぎ 適量
★作り方
- ベースをすべてミキサーにかける。(缶汁や中骨も一緒に)
- 具のきゅうりは薄くスライスして塩水にさらす。豆腐は手で崩す。
- 薬味はお好みの物を食べやすいサイズに切る。
- 温かいご飯の上に豆腐、ベース、水を切ったキュウリを乗せる。
- 4の上に冷凍トマトを擦りおろして乗せて完成
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