ながいも生産販売50周年記念大会

あいさつをする酒井組合長
当組合と野菜振興会ながいも部会は1月22日に「ながいも生産販売50周年記念大会」を東北町コミュニティセンター未来館で開催しました。生産者、取引関係者など約260名が参加。生産拡大に尽力された歴代のながいも部会長と主要取引先市場の代表者の表彰式を行い50周年を祝いました。
冒頭、酒井組合長は「日本一のながいも産地に成長できたのは、先人達の苦労とみなさまの努力と協力のおかげです。50年の節目を機にさらなる飛躍をめざしブランド化、農業所得の安定向上へ努めていきます」とあいさつしました。

力強く決意表明する
乙部ながいも部会長
「ながいも生産販売50年の歩み」と題して元上北農林水産事務所長の工藤洋一氏、元丸市青果(株)野菜部考査役の三上義則氏による基調講演も行われました。
最後に乙部ながいも部会長は「さらなるJAゆうき青森のブランド構築のため、10アール当たり収量3.6トン、A・B品率70パーセント以上、2L以上60パーセント以上を目指します」と力強く決意表明しました。

その後の祝賀会では、歌謡ショーを開催。会場は大いに盛り上がりました。50年前から現在に至るながいも生産の歴史をスライドショーで紹介。参加者は懐かしさを感じながら振り返っていました。
当管内のながいもは昭和39年に生産を開始しました。土質と偏西風(ヤマセ)気候に適し、高値で需要が大きいことがわかったからです。翌40年に販売を開始し、その後冷害やさまざまな被害を乗り越え、部会設立による組織形成と土づくりを基本とした栽培を確立。農耕機などの機械化による効率化により、生産販売量を伸ばし日本一の産地に飛躍しました。
50年の節目を迎え、当組合では今後もさらなるブランド化に向けた収量、品質向上へめざして行きます。
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